「信じない者にならないで」

メッセージ12

図をクリックしてみてください。賛美が聞こえますよ（牧師が歌ってま～す。一人二役）

恐れ入りますが、Wavからmp3にサウンドの拡張子を変更しましたので、一旦ダウンロードして
から、後ほど聴いてください。確実に聴けますので。（所要時間：約２分半）
もし「アプリケーションの関連付け・・・」等の注意書きが出ましたら、ご面倒ですが、　　　　　　　　　　　　　　「スタート」→「プログラム」→「アクセサリー」→「エンターテイメント」→「Windows Media Player」を出します。
そして、サウンドカードに保存したファイルをドラッグ・アンド・ドロップして下さい。
（ファイルの上に矢印をのせて、左クリックしたままマウスをサウンドカードまでずらしてクリックを解いて下さい。）
Wavサウンドでは聴きづらいので変更させていただきました。

皆さん。聖書ほど赤裸々な人間像を描いた書物はございません。言いかえれば、人間くさい、そして泥くさいほどの、ありのままの人間の姿を記しているのです

人にはそれぞれ独特の性格が、神から与えられています。何もない平穏無事なときよりも、困難や試練がやってきたとき、また失敗したときに、その後の態度にもその性格が大きく関与してきます。

失敗して落胆し、いつまでもひきずってクヨクヨする人。
失敗しても結構楽観的に、気持ちをすぐに切り替えられる人。
失敗をしてありったけの言い訳をする人。等々。

それでは、信仰を持つ人には、どのような態度が望ましいのでしょうか。聖書には沢山の実例が記されています。現代を生きる私達のためにです。例をあげます

アダムとエバ：善悪を知る木の実を食べて、神様に言い訳をした。

ノア：酒に酔って裸で寝てしまったゆえに、自分の息子のハムに呪いの言葉を与えなければならなかった。

アブラハム：自分が助かりたいゆえに、２度も自分の妻を妹と偽り、大恥をかいた。そしてその時虚しい言い訳をしている。

アブラハムの息子のイサク：父と同じように偽った。

イサクの息子のヤコブ：聖書一ずるがしこい人。

モーセ：怒りに任せて人を殺してしまい、逃亡の生活を強いられ、すべての名誉・地位を失った。

モーセの兄のアロン：モーセが神と出会い、十戒の板を頂く最中（４０日という長い時間かかったが）、民達の執拗な要望で、神が最も忌み嫌われる金の子牛の偶像を作った。そしてそれを民達の責任にした。

イスラエルの王ダビデ：部下の妻と不倫をし、それが明らかになることを恐れ、その部下を殺してしまった

ペテロ：彼は聖霊充満を受けた後も、ユダヤ人キリスト者の間違った意見を受け入れた。

このように、聖書に登場する人物が何度失敗をしても主なる神はそれを赦されました。
たとえ失敗をした後の態度が、主の前に嫌われるようなものであっても、主はそれを赦され愛されたのです
なぜ？それは一つの理由によるのです。
彼らには主なる神への信仰があったからです。

聖書には、信じる人と信じない人とを分けて記しています。
たとえば。

ノアとその家族に対して、箱舟に乗らなかった民衆。

ヤコブに対して、その兄弟エサウ。

モーセに対して、イスラエルの民達。

ダビデに対して、その妻。

１１弟子達に対して、イエス様を裏切ったイスカリオテのユダ。

パウロに対して、彼を殺そうと計ったユダヤ人達。

今日の本文のみ言葉「信じない者にならないで、信じる者になりなさい。」これは、今あなたに語られているキリストの言葉です。

私はペテロが好きです。なぜ？彼は沢山失敗をしているからです。彼ほど人間くさい人物はいないでしょう私も沢山の失敗をします。それでもイエス様から愛されているのです。

失敗だけではありません。面と向かって神様に不平を言い、文句を言った人物は沢山登場します。なんと恐れ多いでしょうか。それでも神は彼らを赦し、慰めを与えておられるのです。

皆さん。信じるということは、あなたが教会に行くということではありません。勿論、教会の礼拝に参加することはよいことです。しかし、信仰は、教会単位・家族単位ではありません。個人と神様との関係なのです。

あなたと神との個人的な関わりなのです。天の神様に語りかけて下さい。イエス・キリストを信じて、頼って、祈ってみてください。そして聖書の中の約束の言葉を信じるのです。

私達は、聖書が神の霊感を受けた物であり、神の言葉であるという基本があります。しかし、神様は面白いお方で、自動書記させたものではありません。長い年月をかけ、４０人以上の人に、それぞれの個性を生かしながら、書かせているのです。そして、自分が書いたものが、まさか聖書になるとは夢にも思っていなかったと思います。

ご注意してほしいことは、言葉そのものをそのとうり受け入れるものもありますが、多くは解釈が必要です
筆者の立場や、当時の状況や時代背景等、考慮する必要があるからです。

聖書の言葉はまた、私達がごはんを欠かすことができないように、毎日食するように読むということです。

あなたの生活は、神とともに歩む生活へと変えられるのです。

キリスト教会では、日本において、他の神々とごっちゃにならないように、「神様」を使うより、「イエス様」と呼んだ方がよいでしょう。

すこし難しくなりますが、キリスト教の神は、三位一体の神です。父なる神・子なる神（イエス）・聖霊なる神。三つで一つの神なのです。ホンマにややこしいでしょう？また別なときに説明しましょう。

とにかく、イエス様に祈りましょう。
私からのお願い聞いてくれますか?
「信じない者にならないで下さい。イエス様を信じる者になってください！」
イエス・キリストはあなたを愛しておられます。

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