メッセージ65

２００３年２月１８日（必要な方はダウンロードしてください）

図をクリックしてみてください。賛美が聞こえますよ

タ　イ　ト　ル	賛　　美　　名
「無知は大損」	「主の教えは完全」

[マタイ２２：２２～２９]
「しかし、イエスは彼らに答えて言われた。」

はれるや！

昔、「買ってはいけない」という本を読んだ事がありました。
そして先日「食べるな危険」という本を購入して読みました。
日本にいると、お金さえ出せば、ほとんどのものは手に入れる事が出来ます。
しかしあまりにも、便利さ・形の良さ・おいしさ等、外側だけを追いつづけてきた故に、特に食品においてはもう、とんでもないことになっている現実が私達の目の前にあるのです。
この本を読んで、ただショック！でした。勿論１００パーセント信じる事は出来ませんが、参考になります。

つくづくこの国の指導者達は、国民をなめているなあ、と感じました。特に食品を管理する政府の機関である「厚生労働省」は、一体何の仕事をしているのでしょうか？

この国の政治は何でもかんでも先送りの体質です。現在のまた過去からの負債や過ちは、後の世代に送ってしまうという、最も卑怯なやり方をしているのです。
国民健康保険にしても国民年金にしても、赤字国債の発行にしても根本的に解決しようとはしません。それどころか、国民から預かった大切な保険料を、決してやってはならない高リスクな商品をもって多額な損失を出しているのです。人のお金をなんやと思うているのかしら？

さて、私達の口に入る食品に関しても、同様な考え方です。どんなに体に悪い環境ホルモンが入っていようとも、基準以下だからＯＫで済ませる体質なのです。つまり今、何の症状も出なければそのままです。しかし何か症状が多くの人々から出れば、ようやく動き出します。
そもそもそういった環境ホルモンは「毒｣なのです。毎日食べつづけていれば、いくらかは体の外に排出されずにそのまま蓄積されていきます。そしていずれ恐ろしい病気を引き起こす引き金となります。
今の子供達、このまま何の防御もせずに食べつづければ、７０歳まで生きられませんよ、ホント！
ですから、これからの時代クリスチャン・ノンクリスチャンを問わず、知らなければならない事をより早く知って、対処し、自分で守っていかなければならない時代なのです。
勿論、私達の神様は守ってくださいますよ。しかしこれは放っておくこではありません。
「食べるな危険」という本は「日本子孫基金」が発行しております。買って読まれる事をお勧めします。
この本が書かれた理由として、人々が安全な食品を自ら選んでいく時に、現状の最悪な農業や水産業・食品加工等が、より自然な方向に戻され、耐性菌の原因が絶たれて、人の病気の治療がしやすくなり、環境も良くなってほしいためである、とありました。
便利さだけを求めつづけた結果が、人々の体を蝕んできたのです。
少し例として記しますと、
＊食品用ラップ・・・大手のサランラップやクレラップ等は、塩化ビニール製であり、これで包んだ食品をレンジでチンしようものなら、簡単に有害物質が溶け出してくるといいます。
「ポリラップ」の方が安く、安全とあります。
＊発泡スチロール製のカップ麺・・・熱湯を注ぐだけで環境ホルモンが出てくるとあります。

日本は世界中から食品を輸入している事はご存知でしょう。
日本だけでなく世界の現場はもっとヒドイです。
アメリカンチェリーや輸入イチゴには、大量の殺菌剤が散布されています。
また、国内のブロイラー業（鶏肉）の全てではありませんが、薄暗い敷地内に、超過密状態（畳２畳に６０～７０羽）で飼育します。そんな状態ですから、鶏はすぐにストレスがたまり、病気になります。ですから餌の中に抗生物質を大量に入れるのです。すると耐性菌という厄介な菌が発生し、そんな鶏肉を食べつづけるとどうなるのか。薬が効かなくなるんです。恐ろしい事です。

ですから、これらの現状を国はいち早く知って、それを国民に知らせなければならない義務があるのです。
多くの国民は知りません。「みんなが食べて大丈夫そうだから」と言って、安けりゃいいと食べていていいのでしょうか。
この本は神様が私に与えてくれたものだと思います。
より安全な食品は何か、それを選んで人々に教えてあげる役目が私達にはあるのではないでしょうか。何が安全で何がそうでないのかを知る努力は必要です。

この本には、添加物のチェック（合成保存剤・着色料・防腐剤等）・この食品は輸入物と国産のどちらがいいのか・どんな料理方法が悪い物質を消してくれるのか・冷凍野菜で食べていいのは何か・リンゴは皮を食べない等の方法が記されています。

いかに日本に住む私達は、便利さと引き換えに恐ろしいものを食べさせられているか。知らないことは、無知は大損なのです。

クリスチャンの信仰生活もそうです。なんでも牧師に任せるのではなく、自分で考え自分で知る努力は必要です。要は「マニュアル信者」になるな！です。
先日、新聞の投稿欄に掲載されていた内容を書きます。

＊ハンバーガー店に、ソフトボールの練習の途中、お昼になったので一人の選手が代表して、ハンバーグを買いに来ました。「ハンバーグ３０個ください」店員がすかさず「こちらでお召し上がりですか？」レジの前には一人しか立っていないのに。
＊あるコンビニで雨の降る夜、入り口に入ったところでスッテンところんでしまい、しこたま頭を打って座り込み「イッター！」と頭を抱え込んでいたら、すぐそばのレジに立っていた店員が、とびきりの笑顔で「いらっしゃいませ！ようこそ○○へ！」
普通なら、「大丈夫ですかお客さん」でしょう？
これらの２つの投稿内容は、マニュアル人間について皮肉っているのではないでしょうか。
これに似たマニュアル的な信仰生活を送る人もいます。しかしマニュアルは素晴らしいものです。けれどもマニュアルだけでは、イレギュラーな場面には対応できません。世の中イレギュラーだらけじゃありませんか。
そんな時こそ、祈って祈って考えます。自分の頭で考えるのです。聖書から探るのです。

さて、農薬を大量に蒔くその人は、決してその出荷する作物を食べません。自分の生活のために、食べる人のことまで考えられない現実があります。もしその人が、イエス様の愛と力を知っていたならば、薬を蒔く以外の方法をとると信じます。
みなさん。知らないことは大損です。危険です。
私達はイエスキリストを知っています。本当に感謝です。以前は、神の愛も恵みも、平安も喜びも知りませんでした。つまり大損をしていたのです。
今はイエス様の十字架の愛を知っています。イエス様から愛されていることを知っているから、苦しみや悲しみ・痛みや心の傷・様々な問題の中にあっても、感謝があふれ、動じる事がないのです。アーメン。
食品に対する無知も恐ろしいですが、真の神イエスキリストに対する無知は、永遠の滅びなのです。
だからイエスさまを知ってください！

イエス・キリストはあなたを愛しておられます。

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