あなたがたすべての中で一番小さい者が

メッセージ７

図をクリックしてみてください。賛美が聞こえますよ（牧師が歌ってま～す。一人二役）

今日のみ言葉は、イエス・キリストの言葉です。
この世の中で、競争をしてしんがりに与えられる（べった）賞というものはありません。しかし、喜んでしんがりになりなさい、と聖書は語るのです。
何を置いても人に認められたい。自分の達成した事を誉めてもらいたい、という欲求がある限り、自分がしんがりになる事は拒みます。
さて、キリスト教会の中ではどうでしょうか?
牧師にしても、一般信徒にしても、肩書きや実績を重んじる人は沢山います。
イエス様に肩書きはあったでしょうか。彼は「ナザレ人）という肩書きを持っていました。当時、この言葉は差別用語でした。
たとえば、牧師紹介のときに、どこそこの神学校卒業・どこそこの神学大学名誉博士だとか聞きますが、自分の実力でいただいた人もいますが、ほとんどがその大学に沢山寄付をしたとか、献金をした牧師がいただける名誉なのです。これじゃあ、どっかの新興宗教の教祖と同じじゃないですか。
私達はなぜ、聖書の警告を無視して、いつまでたっても栄誉や名誉をダシにして、人々を欺こうとするのでしょうか。
人の目を意識して行動する事について、イエス様はどのような見解を示しているのでしょうか。今日のみ言葉と、少し後の節では、天の神様が十分報いてくださるように、隠れたところで祈りなさい.と命じています。
あなたがいただく報いは、人からではなく神からだと断言しています。この世とは全く逆ですね。
今、私はこのホームページを見てくださっているクリスチャンに言いたいのです。
私は牧師ですから、こんな事を言うのは非常に辛いのですが、牧師だからといってすぐに信用してはなりません。
世の中いろんな牧師がいますので。同じ人間ですから罪も犯すし間違う時もあるのです。牧師を異常なまでに神聖視しないほうがよろしいです。牧師もお腹も空くしトイレにも行くんです。
また、皆さん、日曜日が聖い日だと思っていませんか。とんでもございません。イエス様が日曜日に復活しただけで、聖い日だと決めたのは人間です。むしろユダヤ教の安息日である土曜日のほうがましでしょう。
日曜日がたまたま多くの人が休みだし、ということで教会が決めた事なのです。毎日が聖い日なのです。
そして教会だけが聖い場所ではありません。あなたの台所も、玄関も、トイレも、あなたが主イエス様に祈る場所は、どこでも聖いんです。
皆さん、聖書はなんと言っているのか。これが基本です。
神様が私達に与えられたラブレター＝聖書を読んでみてください。そしてそれに従ってみてください。何かがあなたに起こるでしょう。天の神様は、死んだ者の神ではなく、生きている者の神様だからです。
私はメッセージで言います。「もし私が聖書の教えとは違った事を言ったなら、どうぞ教えて下さい。」
牧師は偉そうにするものではありません。牧師は人々に仕える存在なのです。
あなたはすぐになくなる人からの栄誉が欲しいですか。それとも永遠になくならない神からの報いが欲しいですか。
イエス・キリストはあなたを愛しておられます。