はれるや！

皆様、イエス様と交わってますか。祈ってますか?

今回はメッセージというよりは、私の証を書かせていただきます。

私ごとですが、この４ヶ月の間私自身、非常に悩みの中過ごしました。

それは、私の妹が事故を起こした事です。自転車同士の事故で、妹からその電話をもらった時、直感的に「これはただではすまんぞ」と、不安が押し寄せてきたのです。勿論、全てを主に感謝して祈りつづけました。

相手は50代のおばちゃんで、倒れた時ひざ下を24針縫う怪我を負ったのです。普通なら、入院しなくても通院で治る怪我ですが、その人は国が指定する難病を患っている人でした。「突発性血小板減少性紫斑病」といって、血がなかなか止まらない厄介な病気です。

即入院です。一度お家に謝罪の訪問をしました。そして妹は何度もお見舞いに行きました。

私自身は１週間くらいで退院するだろうと思い、訪問した時ご主人に、妹が損害保険には入っていない事を告げ、とりあえず、治療費として１０万円振り込む約束をしました。

ところが、2週間が過ぎ、1ヶ月が過ぎ、まだ退院しないのです。相手方が速やかにいやされますように、教会の皆で祈っていただきました。

こちらはこんな経験は初めてなので、教会の姉妹から、比較的廉価で済む「示談斡旋センター」を紹介してもらいました。

病院の担当医も、厄介な難病という事で私達に同情するほどでした。

私は神様に祈る時、つい「神様、何でこうなるんでしょうか。妹は精神的に参ってしまって、胃が悪くなりました。私も、いつも心が重く苦しいです。早く退院させてください」とぐちる始末でした。

しかしすぐに祈りは変わりました。

神様は私達に何かを教えようとされているんだ。一体何を？

そして入院している方に対して、私自身何の憐れみの心もない事を示され、悔い改めて彼女のために心から祈ることができたのです。

イエス様は、この事故を通して私と妹に、多くの学びを与えられたのです。私は4ヶ月の間苦しみましたが、このようなケースで苦しんでいる人の気持ちが痛いほど理解できました。

また、インターネットや知人の助言、そして本等を通しても、沢山の情報を手に入れることが出来たのです。

しかし「示談斡旋センター」で担当してくれた弁護士が頼りなくて（皆さん、弁護士もピンキリでっせ！下手な弁護士より行政書士のほうが頼り甲斐がありまっせ）、メールでの無料の相談を何件か受けました。それは本当に誠意ある回答で、神様に感謝しました。

保険に入っていないので、なにもかも自費となります。「一体いくら請求が来るんだろう？」神様の平安はありましたが、同時に不安もありました。自分の信仰の弱さが完全に理解できました。

約3ヶ月入院してヤット退院された時は、ほっとしました。しかし「示談斡旋センター」での向こう側の主張は実に厳しいものでした。

警察での調書では「お互いに自転車同士の事故で、双方出会い頭ですね。お互いに話し合って示談してください」

警察では、こういう場合の過失割合は言ってくれません。

相手側はこちらに全ての非があるとして、「１０対０であり、休業保障・慰謝料・治療費の全額を支払って欲しい」とのことでした。相手側の支払った実費から計算して、約２３４万円という数字が出ました。

ショックでした。「どうしようか」妹もふさぎこんでいました。

妹に言いました。「大丈夫や。主がなんとかしてくれるから。心配すんな。わしもなんとかしたるから。」と言ったものの、ついにそのストレスで、時々めまいに襲われました。

そして私は決心をしました。「私達は正当に支払うべきものは支払います。しかし、あくまで公平な過失割合の上での事です。また、私達が難病の治療費まで支払う必要があるのか。等、裁判になっても構わない」と。

それから数日して、自分が入っている自動車保険の代理店をしている友人（クリスチャン）に連絡をしてみようと思い、早速メールしました。返信が来ました。「妹さんが入っている保険をもう一度調べてみたら」との返事です。調べましたがダメでした。

今度は電話が来ました。妹が賃貸マンションに住んでいるかどうか。もし住んでいたら、契約時に必ず火災保険に入る事になるので、もしかしたらその火災保険の特約事項に損害賠償保険があるかもしれない、とのことでした。

私はすぐに妹に電話をしました。不動産屋に電話をしたら、

はれるや！入っていたんです！奇跡の大逆転です。

全てを保険会社にお任せです。支払った１０万円まで返ってきます。もう私はうれしくてうれしくて。ただただ神様に感謝感謝でした。

この喜びはまだ続いていますよ。

皆さん、神様が守ってくれるから保険なんか入らなくてもいいて思っているクリスチャンの方いますか？

大きな間違いです。損害賠償保険は入っていたほうがいいでしょう。安いですから。

本当に、今回のみことばのように、イエス様を抜きにしては

なにもできない自分を再発見しました。はれるや！

イエス・キリストはあなたを愛しておられます。