メッセージ8 |
図をクリックしてみてください。賛美が聞こえますよ(牧師が歌ってま〜す。一人二役)
皆さん。こんにちは!!! さて、言葉を語る事ができるのは、動物の中で人間だけです。そしてその言葉は神様から与えられた賜物なのです。 よく「口先だけ」という言葉を聞きますが、私が思いますのに 口先であろうとなかろうと、言葉は重いもので、その人の心の状態を如実に表現しています。 外面は、美人・ハンサムであっても、その方の言葉を聞いて一瞬にして、ガクッとくることがあります。 言葉使いがどれだけ、人間関係において重要なものか、この言葉の言い方一つで、人は傷ついたり励まされたりするのです。 あるキリスト教会の婦人会で、持ちよりの食事会をする事になりました。友達に誘われて不得意ながらも、クッキーを心を込めて作って来た方がいました。すると誰かがさりげないつもりでこの方に「あれ、意外とおいしいじゃない」と言ったのです。しかし、そう言われた彼女は、その言葉で教会に来なくなりました。「意外と」と言った時に、「もっと下手だと思ったけれど」という意味を、自信のない相手に聞き取らせてしまったのかもしれません。 また、「何か召しあがりますか?」と聞いたとき、「コーヒーでいいです」という言葉を聞いて不愉快に思う人もいます。 「コーヒーで」という言葉の中には「本当はもっといいものが欲しいけれど」という意味を聞き取ってしまうのです。 いずれにせよ誤解を招かないように、言葉を選ぶ事は大切です。 どうでしょう?今日からあなたの言葉で、相手を生かしてみたいとは思いませんか。 ではクリスチャンにとって言葉はどういうものでしょうか? 天地創造において、神はその口から出る言葉で万物を創造されました。そして私達には、神の言葉である聖書をプレゼントされました。 ところが私達は、あまりにも弱いゆえにこの言葉で失敗をし人間関係をすぐにダメにしてしまいます。 あなたが語る言葉の中に、「愛」を動機として語られているかが、重要なポイントなのです。そしてその愛は相手に必ず通じるのです。 この世の中は、上辺を飾る世界です。しかしイエス・キリストは、心の中を飾るように勧めているのです。 さて、日本人の99パーセントは福音を知りません。イエスの十字架の救いを知りません。ですから私は、すでに救われているクリスチャン達に言いたいのです。どうぞ伝道する時は、相手が理解できる形で接して欲しいのです。キリスト教の専門用語や教会用語を、あまりに不用意に使わないことです。未信者の人に対して「特伝」「みこころ」「贖い」「み栄」 なんて言葉は通じません。 どうぞ相手にわかりやすいように、あなたが翻訳したらいいんです。このことは訓練によって可能となります。 言葉は心の鏡です。クリスチャンだって毎日罪を犯してしまいます。牧師も同じです。私なんかは、他の人よりずっと弱いから牧師にさせられたと感じています。 常に親切で丁寧な愛に満ちた言葉を出すために、やはり、その心が聖くあるのは当然でしょう。 そのためには、24時間神様を意識し、神に感謝して、祈り心で生活をする事ではないでしょうか? これらの事柄は、神様の恵みによって可能なのです。 今日も、あなたの「命と愛に満ちた言葉」を人々は求めているのです。アーメン。 イエス・キリストはあなたを愛しておられます。 |