はれるや！ 皆様、非常ーーーにご無沙汰しております。

先日はイギリスにてテロが起こり、約５０名の命が一瞬にして消えました。イラク戦争においてアメリカに協力的であったブレア首相でしたので、起こるべくして起こった事件だと思います。

皆さん、日本は大丈夫とお思いですか？アメリカに言いなりの日本においても、いづれテロ組織が活動を起こすでしょう。私が今、結婚式場として働いている場所がＷＴＣなのですが、あの、９・１１における、アメリカの同時多発テロの中心となった、ＷＴＣ（世界貿易センタービル）と同じ名前です。

２６０メートルもあるビルです。その５１階ですから、たまに近くにヘリコプターやセスナ機が飛んでくると、ヒヤッとします。

皆さん、日本でも起こる可能性は十分にあるのです。祈ってください。

 

さて、本文のみことばですが、イエス様ご自身も福音書の中で、律法を守ろうとする人に対して「神を愛し、隣人を愛しなさい」と言っています。「自分を愛するように」とありますが、果たして私たちは本当の意味で、健全な形で自分を愛しているのでしょうか？

オリンピックや世界選手権では、応援する人が「日本ガンバレ！」と叫んでいますね。これを漢字で書くとおもしろいことに「頑張れ」→「頑なに気張れ」→「頑固に突っ張れ」なのです。

私たちがよく失敗する事は、もう自分の力で頑張れない人に向かって「ガンバレ」と言ってしまうことです。

そんな時は「もうがんばらなくていいよ」と言ってあげてください。

そもそもキリスト教の信仰とはなんでしょうか？自分を造ってくださった天の神様との絆の回復なのです。神との関係の回復、それは同時に、自分自身を愛することの回復でもあるのです。

あなたは自分の事を本当に理解していますか。

自分の全存在＝性格・身長・体重・顔・能力・力・知恵・知識・等々、全てを自分として受け入れていますか。

＊神様はあなたを造られました。

＊神はあなたの全てを赦しておあれます。

＊神はあなたの性格を愛しておられます。

＊神はあなたの存在そのものを全て受け入れておられます。

今現在の自分を自分で好きになってあげてください。天の神様が私たちにして下さる事は、私たちに対して最善であるのです。

（ローマ８：２８）「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。」

このみことばによって、アメリカの有名なマーリン牧師は、

「賛美の力」や「賛美の応答」等のベストセラーの本を出しました。彼の本はキリスト教会の一世を風靡しました。

中心的な内容は、「すべての事は益となるから感謝をしなさい」で、数多くの感謝をささげて問題が解決し、奇跡が起こったという証しが掲載されています。

私は当時、この本と出会って「これだ、」と、聖書の中でコレさえ守れば、解決の早道・信仰生活の成長の早道だと信じ、「たとえ神への感謝の気持ちが湧いてこなくても、とりあえず感謝してみなさい」と、まるで信仰の特効薬みたいなみことばとしてメッセージを語ってきました。

しかし私は大きな勘違いをしていたのです。

つまり、私たちが全ての物事に対して神様に感謝をささげたら、神様が働いてくださって益として下さるという方程式です。

違うんですね。実は私たちが神に感謝をささげるささげないに関係なく、神様は私たちを愛し最善に導いてくださっているという事実があるのです。

ですから、問題が来た。感謝した。同時にこの事を通して神様は私に一体何を教えようとしているのか深く考える。祈る。たとえ回り道をしてもいいじゃあないですか。

さて、先ずは自分をわかってあげてください。ガンバッテガンバッテ嫌な自分を変えようとするのではなく、自分を理解してあげる事なのです。聖書の教え通り出来ない自分でも構いません。こうして初めて身近な人に対する心からの理解が出来るようになるのです。これが隣人愛なのです。

天の神様との触れ合いは、日々の祈りの中にあります。そこから平安をもらい、神の命に満たされて、そして隣人との心と心の触れ合いをしていけるのです。

最近、私の二人の息子は反抗期なのか、よく逆らいます。

ある時「カチン！」ときて、子供に言ってはならないことを言ってしまいました。その時の私の心には、子供に対する愛・理解してあげようとする心は１００％なかったと思います。

なんと言ったのか？「あんなあ！もうあんた、この家から出て行き！パパの言う事聞かれへんのやったら。もうパパ、あんたを養う義務を放棄するから！パパが嫌いやったら、もうそれでもかまへんから・・・さ・い・な・ら！」

それからすぐに「あーーしまった！」

あとで「ゴメンな、パパが悪かったわ」とあやまりました。

家族に対して、また身近な人に対して、愛するということは、

やはり心と心の触れ合いなんでしょう。そしてそれはその人の本音の部分を理解しようとする心の姿勢が大事ですし、わかってあげたいという願いも必要なのです。

最後に、イエス様にお任せしましょう。主はあなたに、すばらしいことをしてくださいます。

イエス・キリストはあなたを愛しておられます。