| メッセージ9 |
図をクリックしてみてください。賛美が聞こえますよ（牧師が歌ってま〜す。一人二役）
| はれるや！皆様お元気でしょうか? ホントに暑い日々が続きますね。 今回は私の証しをお伝えしたいと思います。 私は牧師になって13年です。伝道師から数えますと、16年です。独立して10年目になります。それまでは、神戸にある大きな教会で副牧師をしておりました。（名前は伏せておきます）(^o^;) 自分で言うのもなんですが、昔から気は優しい方でしたので人を憎んだ、という事がほとんどありませんでした。 その教会で8年間働きました。いろんなことがありました。結構その教会では、主任牧師の権限が強く、独裁的でした。ですから、下に仕える副牧師や伝道師達は、いつも精神的に張り詰めた状態だったのです。（世の中の職場ではみなそうですが) クリスチャンは人に対して、喜んでそして愛を動機として仕えるものですが、私達の場合、決してそうではありませんでした。また、理不尽な扱いを受けた事は沢山ありました。 「キリスト教は愛の宗教じゃないのか?ここに愛があるんだろうか」遂には、精神的に耐えられない状態となったのです。多くの未練はありました。神の家族達と離れたくはありませんでした。しかし、辞める決心をしたのです。 さて、新しく教会を開拓する事は大変な事です。特に経済的には相当の苦労が待ち構えていました。が、神様の憐れみにより、今日に至っております。 この10年を振り返ってみて、何度も牧師を辞めようと思いました。 独立して三年目くらいのときです。何度も同じ夢を見るのです。その内容は、神戸の教会の事務所の中で、私が主任牧師から罵声を浴びている姿でした。その夢を見るたびに、心の中は彼に対する憎しみが溢れてくるではありませんか。私はその憎しみを否定しました。「私はキリスト教の牧師なんだ。人々に愛を伝える者なんだ。私の内に憎しみがあるはずはない。」 ところがある夜、また同じ夢を見て妻に言いました。「また見た」と。 すると妻は眠たそうに言ったのです。「あんた、いいかげん赦さないかんよ」 私は怒りに満ちて妻に叫びました。「あんたにわしの気持ちがわかるか!!」と、いつのまにか私の目から涙が溢れているではありませんか。 その時ハッキリと理解できました。心に示されたのです。「おまえはあの牧師を確かに憎んでいる。素直に認めなさい。おまえに人を赦す事を教えて上げよう。」心に神様からの優しい声が響いてきたのです。 妻と共に、涙の祈りの中で憎しみからの解放が与えられたのです。実に三年目にして解放されたのです。心の傷も癒されてしまいました。今では、その牧師に会っても笑顔で応対できます。 自分の力ではありません。イエス・キリストの恵みです。 あなたは誰かを憎んでいませんか。その人が目の前に現れたなら、容赦なく叩きのめしたいと思っていませんか。 「こいつだけは絶対に赦せない」という人がいませんか。 もしそうであるなら、あなたの心と体は、憎しみと怒りで徐々に蝕まれていくのです。これは恐ろしい事です。 あなたは解放されなければなりません！ 先ず、あなたのその気持ちを神の前に素直に認めてください。そしてイエス様に祈るのです。 「イエス様、私は○○が憎いです。その事を認めます。私は赦す事が出来ません。しかし赦します。イエス様、憎しみと怒りから私を解放してください。イエス様の名によって。アーメン。」（この祈りの言葉に祈りと平安を込めます) 今私は、キリスト教会の牧師達に一言、言わせていただきます！！ 「牧師から傷を受けた人々は沢山おられます。あなたにはそれだけ、人々に対する影響力があるのです。その事を知ってください。」 今日、牧師から傷つけられて、牧師不信に陥り、教会から教会をさ迷い歩くクリスチャン達が増加しています。どこかおかしいんです。本物の愛に満たされた教会が増えます事を節に願っています。（天の神様には可能です） この世の中、クリスチャンであっても、ノンクリスチャンであっても、心に傷のある人は沢山いらっしゃいます。いや、傷のない人はいないでしょう。その心の傷の癒しのためにも、イエス様は十字架の上で血を流してくださったのです。 あなたも癒されなければなりません。 イエス・キリストはあなたを愛しておられます。 |
