メッセージ１０

はれるや！皆様お元気でしょうか?
ほんまにこの夏は厳しいですね。(^o^;;;)
丁度今ごろが身体にとって何かと危ない時期ですから、ご自愛下さい。
皆様よくご存知のように、人生なかなか自分の思いどうりにはゆきません。
イエス様を信じたら、即、悩みが無くなるわけではありません。
信じた。それでめでたしめでたし、ではないのです。
逆に、信仰を持つがゆえに、この世との摩擦が増え、悩みも増えてしまうようです。
しかし、不安になることはございません。
あなたのバックには、天と地を造られた神様がいらしゃるのですから。
多くのキリスト教会で、信じる者は特別に神の祝福を受け、恵みが与えられる、と教えられてきました。
勿論そうなんですが、神の祝福とはなんでしょうか?
ただ単に、経済的に満たされ、健康が守られて、成すことすべてに成功することでしょうか。
あまりにも自己中心の考え方だと思いません?
忘れもしない5年前の阪神・淡路大震災。神戸での被害は莫大なものでした。
ある教会では、周りはすべての建物が焼かれたんですが、教会だけが残りました。信者達は喜びました。「神様が教会を守ってくれたんだ」と。
それじゃあ、信じていないものの建物は焼かれてもしょうがなかったんでしょうか。
こういう考え方は非常に危険なのです。
クリスチャンである自分が乗っているこの飛行機は、絶対に落ちるわけが無い、なんて思っている人結構多いんじゃないですか。
とんでもございません。それでは、自分さえよければいいというどこかの、ご利益宗教と変わりません。
イエス様は、そんな薄っぺらい信仰生活を望んでおられません。
私達の信仰が、人格が成長するようにと、いろいろな愛における試練を用意していてくださるのです。
そして、どのようなときにも神に感謝をしなさい、祈りなさい、喜んでいなさいと、おっしゃるのです。
感謝な材料が一つも無い時にこそ、感謝するのです。そこに神様の驚くべき奇跡を体験することが出来るのです。
皆さん、世界中至るところで、科学では説明できない奇跡は起こっています。
医者から見放された病が癒されるとか、不可能が可能になったとか、それらは、キリスト教会だけでなく
そこらへんの、いかがわしい新興宗教でも起こっているんです。
そしてたとえ奇跡を体験しても、キリストを信じる人もいれば、信じない人もいるのです。
私の尊敬するクリスチャン作家で、三浦綾子という方がおられました。彼女は今は天に召されましたが。
彼女は生涯病弱であり、健康なときは一時も無かったと言われています。
彼女の、治らない病に対して神に感謝している姿を見て感動しました。彼女の内には、心に溢れる神の平安と喜びがあったからこそ、すべての事について神に感謝できたのでしょう。
あなたは、不平・不満に満ちた感謝の無い、薄っぺらい人生を送りたいですか。
それともいつも神の平安に満たされて、どんなことでも神と人々に感謝できる、最高の人生を送りたいでしょうか。
試験に落ちても感謝。侮辱されても感謝。怪我をしても感謝。思いどうりいかなくても感謝。失恋しても感謝。お金が無くても感謝。病気になっても感謝。
これらのことができるのは、神様の愛が内側に溢れているからなのです。
あなたの人生に、何らかの変化を起こしてみたいと思われますか。
そうであるならば、あなたが真心から素直な気持ちで、すべての事についてイエス様に感謝してみてください。
イエス・キリストはあなたを愛しておられます。

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