メッセージ１８

「本当のクリスマス」

MERRY CHRISTMAS!
と言うより、私は本当におめでたい日が、イエス様の十字架の日だと信じておりますので、
MERRY CROSS DAY!! と叫びたいのです。
ハッキリ申しまして、生まれた日はどうでもいいのです。
死んだ日が重要だからです。
せっかくお生まれになっても、キリストが十字架にかからなければ、意味がないのです。
皆さん。イエス様は全能の神様だから、簡単に十字架にかかられたとお思いでしょうか？イイエ！とんでもございません。耐えがたい苦しみをもって十字架の道を歩まれたのです。
さて、暮れも近づいてきますと、この一年を振り返ってみて、自分の計画どうりいったことなんて、ほとんどなかったのではないでしょうか。反対に、何もかもうまくいっても、その人の人格の成長のためには良くないでしょう。
挫折があるから人生面白いのと違いますか?
私は、挫折と失敗を誰よりも繰り返してきた者だと思います。
だからこそ、神様にしかすがれない。
私はこれが最高の人生だと思います。
自分はどの誰よりも小さく、弱く、そして罪深い者であるという自覚。これがあれば、ねたみも憎しみも消えてしまうのです。
クリスマス当日になれば、世界中のキリスト教会で、クリスマス礼拝が行われます。テレビなどでもその様子が放映されたりしますね。
立派で荘厳なカトリック教会でのクリスマスミサなんか見ますと、司祭が立派でど派手な衣装に身を包み、沢山のローソクの中、ゆっくりと、重々しく講壇まで歩いていきます。その金ピカの衣装は、仏教の大寺院の大僧侶のそれとよく似ているから不思議です。
教会において、衣装なんかどうでもいいんです！ローソクなんかいりません。杖なんてとんでもない。
聖書があったらそれでいいのです。
また、今でもイスラエルの正統派のユダヤ人は、額に小さな箱をくぐりつけています。（律法在中）それを見ると、いかにも私は信心深い者でございます、と言わんばかりです。しかし、エレミヤ書にありますように、「あなたがたの心の板に書き記しなさい。刻みなさい」とハッキリと書いてあります。
あまりにも上辺だけを気にするユダヤ人に対する警告なのです。
上辺ではなく、心を飾るということです。
今、あなたの心には、イエス・キリストの十字架が刻まれているでしょうか。
私のクリスチャンの知人に、吉田さんという方がおられます。彼は、２０年前、日本一のやくざ組織との抗争「大阪戦争」を争った、元大日本正義団二代目会長でした。
彼は、奥様の熱心な祈りで救われてしまったのです。現在、ミッション・バラバの会長をされて、世界中で伝道活動を行っています。
会員は皆、元やくざで全員刺青が彫られています。
彼らは、１９９４年には、アメリカで１ケ月の伝道旅行をしました。
教会や少年刑務所等、５０ヶ所を訪ね、その信仰体験を語り、沢山の人がキリストを信じました。
これは、日本や現地のマスコミでも大きな話題となったのです。
また、バラバの会の鈴木牧師は、１９９８年のワシントンで行われた「第４６回国家朝餐祈祷会」に招かれ、クリントン大統領をはじめ各国の政財界のリーダー、四千人の前で、やくざからクリスチャンになったいきさつを語りました。会場は感動の渦に巻き込まれ、各国の出席者は「わが国にも是非、来て語ってほしい」と申し入れがありました。
そして、来春彼らの半生記が映画になります。
「親分はイエス様」ー極道が神を信じるときーという題の映画です。出演俳優は、渡瀬恒彦・渡辺裕之ら他です。是非、見てください。
下に、監督と出演者のコメントを記します。
「これは立場や職業・国籍まで越えて、真実、人間が愛を信じた壮絶な愛の物語である。この時代の奇跡とも言えるミッション・バラバのメンバーの過去・現在・未来への夢、その全てを映像に刻んでみたい」
（記者会見で映画化の抱負を語る、斎藤耕一監督）
「この演技を一生懸命やります。撮影が終わるまでには信仰の入り口に立ちたい。
できれば信仰を持ちたいと思っています」（主演男優、渡瀬恒彦氏・談）
クリスマスとあなたとは、深い関係があるのです。
アーメン。
イエス・キリストはあなたを愛しておられます。

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