メッセージ２１

「いつまでも変らないもの」

皆様、こんにちは。
お元気ですか?
私達の身の回りのものを見まして､どんなものにも存在している目的があります。
テレビは見て楽しむためにありますし､椅子は座るため鉛筆は書くためにあります。
なのに、人は何のために存在しているかわかっていない。
わからないまま多くの人は生きています。
朝起きて夜床に着くまで､私達の生活は､次から次へといろいろな行動の連続です。
それは、部分的に見れば､いかにもはっきりとした目的や秩序がありそうです。
しかしそれらを一貫してみると､一体人は何を追い求め､何に駆り立てられて生きているのかわからないのです。
私達の周囲のものには､必ず目的や意味があります。それら全ては一言で言うなら､人間のために存在しています。
人が作った物だから、それらは人の手に握られたとき、初めて存在している価値があるのです。
私たちを造られたお方、その方の手に握られたとき､目的がはっきりとわかるのです。
私は本物の神様を知っています。
日本には神様が多すぎるので､区別するためにも「創造主」と呼ぶことにします。
聖書によれば､人が造られた目的は､創造主に礼拝をささげるためなのです。
そのお方が､私達に希望を与えてくださいました。
天国への希望です。これは究極の希望です。
この希望がなければ､クリスチャンは世界で一番愚かな存在となるでしょう。
クリスチャンは、この希望を中心として､日常の中に沢山の希望が与えられているのです。
私たち夫婦は、子供部屋がいつも散らかっているので､その度に叱ります。「創！望！はよかたずけなさい！！」と大声出そうが、うちの子は一回だけではピクリとも動きません。
二回目「ウン」と返事が返ってきます。
三回目こっちも切れる寸前、いつものパターンで私が10を数えだします。「１・２・３・・・」やっと動き出すのです。
その動作はきわめてトロイです。
しつけに失敗したなあと感じています。
何とか二人は自分の部屋に行って、それも嫌々かたずけだします。
ところがあるとき､母親がいないときでしたが､その日はゲームができる日ではありませんでしたが､散らかっているリビングをかたずけさせようと「創、望、この部屋かたずけたら、ゲーム一時間だけやらせたるよ」
それを聞いた二人は、ナント素早くテキパキに、あっという間にきれいにしたではありませんか。
このとき彼らには「好きなゲームができる！」という希望に満ち溢れていたんでしょう。その子供の姿を見たとき､勉強になりました。
このときの子供達には希望があった。
嫌なことでも辛いことでも楽しそうにやっている。
私たちも同じだと思います。
希望があるときは生き生きするが、希望を失うとき人の心は死んでしまうのです。
聖書にはいつまでも変わらない希望があると言っています。
永遠の天の御国にて、神と共に暮らせることです。
永遠に続くものは３つあります。「信仰・希望・愛］です。
信仰について。信仰は創造主への信仰と､人への信頼があります。隣人を信じることは、人間関係においてはなくてはならないものです。
今日、日本のクリスチャン人口は約１００万人だと言われています。
しかし私が思いますのに､たとえ教会に行っていなくても信仰を持っている人は沢山いらっしゃいます。
教会の牧師や兄弟姉妹につまずいて、教会を離れた人は少なくありません。
その中には､いろいろな教会を渡り歩く人、または自宅にて家族だけで礼拝を守る人等様々です。
人間は不完全ですから､人につまずきを与えることは、多々あります。
私などは以前行っていた教会の牧師につまずき､身も心もボロ雑巾のようになって、その教会を去りました。
ですから別の教会に行っても、先ず、この牧師はどんな人間か？必ず疑いの目で見てしまうのです。
牧師だというので（クリスチャンということで）、即信じるわけにはいきません。
よく観察し､みきわめることが大切だと思うのです。なんでもかんでも、鵜呑みにして信じることはよくございません。
最後に「愛」についてですが、神への愛と人（自分自身も含む）への愛です。
クリスチャンは、どんな人に対しても赦す愛が神から与えられています。
神がイエス様の十字架をとうして、私を愛してくださったからです。
信仰と希望と愛は､この世でも後の世でも、永遠に続くのです。アーメン。
イエス・キリストはあなたを愛しておられます。