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メッセージ44

「天国人」

はれるや！皆様こんにちは。
最近、テレビや新聞で田中外相の更迭等のニュースが頻繁に流れておりますが、個人的な意見ですが正直申しまして、ここまで国民を馬鹿にしている内閣はなかったでしょう。子供が見ていても、これで決着したとは思わないでしょう。
結局、田中さんは小泉内閣の客寄せピエロとして利用されたのですから。
私は在日ですので選挙権はありませんが、政治には興味はあります。選挙権が欲しいですホント。

先日「明日はどっちだ」という本が出版されました。在日韓国人の牧師の自叙伝ですが、その書評の依頼を受け、月刊「いのちのことば」３月号に掲載されています。
著者の在日としての心の葛藤が、赤裸々に表現されており､実に感動的な本です。
皆さん、在日という中途半端な存在というか、日本人でもない、韓国人でもない、半日本人としての存在が理解できるでしょうか。この本を読めば少しは理解できると思うのです。

さて、日本の法律そして、日本人・日本という国は不思議です。アメリカと比べても仕方がないのですが、アメリカでは市民権を得たら、どんな民俗にも一般市民の権利が与えられます。勿論選挙権や公務員への就職権もです。
日本では､税金を支払い国民の義務を果たしていたとしても、選挙権や公務員の就職等に、拒否という壁が立ちはだかっているのです。
これらのために運動も大切ですが、祈ることも大切だと思います。
また、日本の憲法では｢政教分離」が掲げられていますが、公の立場にある人が堂々と神社に参拝しています。それも個人としてではなく、公人として。靖国にしても伊勢にしても、立派な宗教法人です。公人が特定の宗教に参拝するということ事体、政教分離の法を犯していることに間違いはありません。子供でもわかりますよこんなこと。

また、私の家の所属する町内会では、立派な地蔵尊があります。いわゆるお地蔵様です。これも宗教の一つです。しかし半ば強制的に町内会費から、地蔵尊へのお布施が徴収されています。これもおかしな話です。
一体ここには何が祭られているのか？知っている人少ないと思いますよ。
手を合わせて拝む気持ちは理解できます。太陽に・お月様に・お地蔵様に。けれども何でもかんでも、手を合わしたらいいということに対して、疑問なのです。
手を合わせ拝んでいる対象が何なのかが重要なのです。
皆さん、お天道様（太陽）に、お月様に人格がありますか。
人が石で作成した偶像に人格がありますか。人格のない物質を拝んでどうするんですか。

お彼岸にご先祖のお墓に行って、墓石の掃除をし、個人の想い出をかみしめ語り合うことはいいことだと思います。しかし亡くなった方が、供えたお菓子やお酒を飲むとは誰も考えていません。一種の儀式なんでしょうが、子孫の自己満足にすぎません。
あなたのご先祖が一番喜ぶことは、位牌の前でお経を読むことでも、仏壇に毎日水とご飯を供えることでもないのです。
あなたが地上において、清く正しく生きることなんです。

多くの日本人は、一つの宗教に縛られておりません。正月になると神社に行って初詣。結婚式はキリスト教式で。死んだら仏式で。これら全ては違う宗教です。おかしいですね。
ようするに、何も信じてはいないのだと思います。

お寺さんへの悪口ではありませんが、人が亡くなればお坊さんに来てもらって、読経していただき位牌を作ってもらいます。この位牌には「法名」が書かれています。
皆さん、そもそも法名は、仏教の修行を達成した人しかもらえないはずなのです。今では死ねばもらえる、それも遺族達の見栄で高額のお布施をすれば、高い格の名前がもらえるのです。ですから「金名」とも言われています。アホらしい話です。「坊主丸儲け」という言葉は、ここらへんから来ているのでしょう。

現在、日本にいるクリスチャン人口は百万人いないと思います。総人口の１％以下です。先進諸国の中で一番低い数字です。だから私は伝道のしがいがあると思っています。
罪の許し・永遠の命・救いは、イエスキリストの内にしかないんですから。本物は一つだけなんですから。

話は変りますが、私は在日だけど、日本が大好きです。日本で生まれ育ちました。日本の空気を吸って、日本の食べ物を食べて、日本人の友達がいて、日本語をしゃべっているのです。けれども、この体の中には韓国人の血が流れています。韓国人としての誇りはあります。

私の妻は、韓国で生まれ育ち、日本に留学している時に私と知り合いました。そして結婚したのです。結婚して早々、考え方の違いでよく喧嘩をしました。彼女は物事に対して、白か黒をハッキリさせるまで納得してくれないのです。日本では言葉で表現しなくても「アー・ウン」で通じ合うことがあります。それがわからないんですね。
ある日、家で共にテレビのサッカー中継を見ていたところ、日本対韓国の試合でしたが、妻は勿論、韓国を応援しています。私はというと上辺では韓国を応援しながら、心の中ではひそかに日本を応援しているのです。そして韓国側のゴールにボールが入りまして、私おもわず「ヤッター！」と叫んでしまい、妻にたたかれました。(^o^;)

私は一体何人なんだろう？イエス様を知るまでは分かりませんでした。しかし今は大胆に言うことができます。
私は日本人でもない・韓国人でもない・半日本人でもないのです。私は天国人なのです。
天国には人種差別もありません。皆が同じ天国人だからです。
あなたもイエス様を信じて、天国人になりませんか。
イエス・キリストはあなたを愛しておられます。

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