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メッセージ59

「信仰はおまかせ
パック」

はれるや！

先日、私は信仰の友と（20年来のお付き合い）食事をしました。信仰上の相談を受けるために会ったのです。
半年ほど前から、彼の奥さんと子供さんが実家に戻っているということで、いろいろと悩みを聞いたり祈ったりしました。
そして、最終的な彼の希望を聞いたところ、「妻が戻ってくるならば赦して受け入れる。もし戻る意志がなければ､子供だけは自分が育てたい。」でした。
私は答えました。「この問題のために祈るけれども､兄弟が握っているもの、つまり『子供だけは自分の所に引き取りたい』という思いも、イエス様の前に明け渡したらどうか？」
彼は「わかりました。そうしてみます。」

皆さん、あなたが今持っている問題や苦しみを、神様の前に明け渡してください。そして楽になってください。

以前メッセージの中で、こう言いました。「私達はイエス様の十字架により、罪を悔い改めて完全に赦された存在であり、一度悔い改めたらもう二度と悔い改める必要はない」
事実、私達が律法の下にいるならば､何が罪（悪）で何が罪でない（善）かわからないのです。

例えて言います。
「ああ神様、またこんな罪を犯してしまいました。どうぞお赦しください。これも、あれも、・・・｝と、もし毎日私達が罪を悔い改めなければならないのなら､告白し忘れた罪は残ることになります。
ですからある人はこう祈ります。「知って犯した罪、知らずに犯した罪をお赦しください。」はたしてこの祈りは正しいのだろうか？

私達は神の子供になったあとでも、悪を行ったり、聖書に反した言葉を語り、また行ってしまいます。
そしてそれらは罪を犯したということになるのでしょうか。先ほども申しましたように、私達は何が罪で何が罪でないのかすらわからないのです。

しかし多くのクリスチャンが罪責感に捕らわれて苦しんでいるのは、なぜでしょうか。
私は思います。罪責感ではなく、神がクリスチャンに対して、聖い（きよい）道へと導いておられる証拠だと信じます。
救われる前は平気だったことが、イエス様を信じた後は平気でなくなってくるのです。心が苦しくなるのです。そしてそれから離れるようになります。

神の子供達は、イエス様に委ねていくと、悪いことが出来ないように自然になっていくのですから感謝です。
赦したくなります・言葉もやわらかくなるのです・良い行いをしたくなります・愛したくなるのです。アーメン。

逆に、たとえ救われていても、悪を行いつづけることは可能です。しかしその人の人生に神の平安や喜びはないでしょう。
恵みの下にある人は、神への義務ではなく､喜んで神とともに歩むようになります。

さて、今回のみことばですが、イエス様が語られた言葉は、イエス様の遺言でもあります。そしてその遺言が効力を発揮するのは､その人が死んで初めて成るのです。
それではイエス様が地上で生活されていた時は、どの契約に効力があったのでしょうか。当然はじめの契約である律法なのです。つまりイエス様は律法の下で生活をされたのです。
そしてついに、イエス様が十字架の上で死亡された。それでその遺言であるところの、イエス様の語った言葉に効力が出てきたのです。それは神が定めた新しい契約です。それが「恵み」なのです。この新しい契約は今から約２０００年前から、有効となったのです。
イエス様の死から、新しい契約はスタートしました。

（�Uコリント５：１７）「だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました。」はれるや！
もうあなたの古い昔の人は十字架につけられて死にました。そしてイエス様と共に新しい人になったのです。それはあなたが信じたからです。

たとえあなたが信じる前の悪い状態に戻ったとしても、悪い昔の習慣を行っていても、あなたのすべての罪は完全に赦されていることを知ってください。認識してください。
あなたは十字架を信じました。イエス様によって新しい人になりました。ですから新しい人になろうと努力しなくていいのです。聖くなろうとする必要もありません。あなたは既に聖いからです。
あなたはこれから、自然に、聖いことを話し、行動するようになるのです。
そして福音書の中にある、イエス様の語られた言葉はすべて、あなたのための約束の言葉なのです。はれるや！

クリスチャンの信仰生活は、本来楽しいものです。イエス様に１００パーセント任せて楽になってください。
引越しのコースではありませんが、「おまかせパック」が一番です。

イエス・キリストはあなたを愛しておられます。

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