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　メッセージ63

「神は良き神」

はれるや！ 更新遅れてすみません。
Merry Christmas & A Happy New Year!

聖書の中には、意味がわかりにくく難解な個所が数多くあります。また逆にスンナリと理解できるのだけれども、誤解を招きやすい個所もあります。
今回のみ言葉は「だから言っておく」とあるように、前の出来事に対して語っているのです。
イエス様は悪霊を追い出したり、病人を癒したり、奇跡によって人々を解放させていました。するとその様子を見て宗教指導者達は、口々に言ったのです。「あれは悪魔の力によって成しているに過ぎない」と。ここでイエス様は彼らに反論しているのです。
今回のポイントは、「聖霊様」と「言葉｣です。
さて今日多くの神の子供達が、聖書の言葉を通して、脅迫観念にとらわれてしまっている現実があります。
たとえば、「聖霊の悪口を言ったら決して赦されない」とか、「死後は全ての人（自分も含めて）が裁きに合うから恐ろしい」とか、「天の父なる神は、人を赦さなければ自分も赦してくれないお方」等です。

最初に、「聖霊に逆らう」ことについてですが、
（マタイ１２：３２）「だから、わたしはあなたがたに言います。人はどんな罪も冒涜も赦していただけます。しかし、聖霊に逆らう冒涜は赦されません。」というみことばがあります。
どういう意味なのでしょうか？その前になぜ私達が、聖霊のことを「聖霊様」と呼ぶのかについて見ましょう。
私達の信じる神様は、唯一神です。しかし、３つで１つ、つまり３つの人格がある１つの神様なのです。
父なる神様・子なる神様（イエス様）・聖霊なる神様です。
なぜ多くのクリスチャン達が、天の神様・イエス様と呼んで、聖霊様と呼ばないのでしょうか。何か聖霊様が単なるエネルギーのような存在としてしか認識していないからでしょう。
聖霊様は人格を持っておられます。ヨハネ書を見ますと、イエス様は聖霊様に対して｢その方」と呼んでいます。
今、天においては父なる神と子なる神がおられます。そして地上においては、聖霊なる神様が働いておられるのです。
（Ｉコリント１２：３）「聖霊によるのでなければ、だれも、『イエスは主です。』と言うことはできません。」とあります。
つまり、「救い」は聖霊様の働きが無ければありえないということです。ですから、この、「聖霊を冒涜する」ということは、イエス様の十字架に対する信仰告白ができない人のことをいうのです。
ですから、クリスチャンは既に聖霊様によって信仰告白しています。それ以降は聖霊様を冒涜することが不可能なのです。何も恐れることはありません。安心してください。

次に裁きについてですが、
（マタイ１２：３６〜３７）「わたしはあなたがたに、こう言いましょう。人はその口にするあらゆるむだなことばについて、さばきの日には言い開きをしなければなりません。 あなたが正しいとされるのは、あなたのことばによるのであり、罪に定められるのも、あなたのことばによるのです。」とあります。また、（ヨハネ３：１８）「御子を信じる者はさばかれない。信じない者は神のひとり子の御名を信じなかったので、すでにさばかれている。」とあるでしょう。
私達は自分の言葉で信じたではありませんか。だから、裁きに会うことはないのです。はれるや！

最後に、（マタイ６：１４〜１５）「 もし人の罪を赦すなら、あなたがたの天の父もあなたがたを赦してくださいます。 しかし、人を赦さないなら、あなたがたの父もあなたがたの罪をお赦しになりません。」についてですが、本当にイエス様を信じた後も、人を赦さなければ赦してもらえないのでしょうか。イエス様の十字架だけでは不完全なのでしょうか。
イイエ。あなたの過去・現在・未来の全ての罪は１００パーセント赦されています。
ここのみ言葉の意味していることは何か。
たとえて言いますと、私の子供が車の中で、なかなか言うことを聞かなかったとします。いくら注意してもだめです。ついに私は切れまして、こう言ったとしましょう。「創！何回言うたらわかるねん。今度そんなことしたら、道の真中に置いていくからな」と言って本当に置いていく親はいません。
これと似たようなニュアンスの言葉ではないでしょうか。
それぐらい、クリスチャンにとって、人を赦すことが大切だと言うことを教えてくれているのです。

私達の信じる神様は良き神様です。神様を怖がらないようにしてください。新しい年、この良い神様があなたにすばらしいことをしてくださいますように、イエスキリストのみ名によって祈ります。アーメン。

イエス・キリストはあなたを愛しておられます。

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