「喜びなさい」

はれるや！
皆様お元気ですか?ご無沙汰してます。

最近、私自身とまわりの友・兄弟姉妹・親戚等の方々で、結構大きな問題が重なって、非常に辛く厳しい状況でありましたが、神様が一つ一つ解決してくださっています。
本当に感謝です。強制的に祈らされ、行動させられている感じでした。神の恵みに感謝します。

私はいつも平穏で、楽な道を歩みたいと願いますが、現実はそうではありません。私自身、苦難が訪れるたびに「何でですか?」と神様に訴えてきましたが、このごろは信仰の学習がようやく身についたというのでしょうか?
「自分の人生から問題や苦難はなくならないもの・常にこれで私を鍛えてくださるもの」と、今はイエス様の前に開き直っています。
私達は時々神様の恵みを忘れ、周りの環境のせいにして、神の平安とは程遠い心の状態に陥る事があります。しかし今回のみ言葉は私達の力強い味方です。

みことばは約束であり、この約束は心と思いを、自分の周りの環境にではなく、イエス様に注ぐと完全な平安が持てるというものなのです。

環境や感情に左右されない、キリストにある自由を持てるとは、本当にすばらしい事です。その自由のおかげで喜び叫び賛美する事が出来るのです。

事態が厳しく気分が悪い時にこそ、信仰を実践するチャンスが来ているのです。
聖書には「いつも主にあって喜びなさい」と言っています。このことはなかなできそうにありません。結局喜びは私達の感じるものであるからです。
しかしここで、私達が喜びに満たされるように命令されているのです。また、神様は私達に出来ない事を命じる事はなさいません。言いかえれば、環境や状態に関係なく、いつも喜んでいることが出来るはずなのです。あーめん。

私達は単純に、幸せな環境が喜びをもたらすとつい考えてしまいますが、神様は私達が喜びの本当の源を、見つけ出す事を望んであられます。
（詩篇１６：１０）「あなたの御前には喜びが満ち、あなたの右には、楽しみがとこしえにあります。」
皆さん、この詩はダビデが一体どのような環境で、本当の喜びと神が共におられるという、この上もない楽しみを味わったと思いますか?
イスラエルの王として、軍隊の長として国民を導き、立派な王宮に住み全てのなす事が順調であった時でしょうか？
イイエ。恐らく王になる前の時で、サウル王の家来として仕えていて、王に誤解され命を狙われ必死に逃亡して、洞窟に身を潜めて隠れていた最悪の時であったのです。

あのパウロとシラスは、無実の罪で牢屋に入れられ、背中の鞭打たれた傷がうずいて辛い時に、そのような中で神に向かって静かに賛美を歌っていたのです。
パウロは伝道が好きだから、牢屋の中でもチャンスとばかりに伝道のために賛美を歌ったのでしょうか。違います。神が注いでくださる喜びが、二人の心の中にあふれていたので、自然に賛美がほとばしり出たのです。
それから２０００年の間、沢山の神の子供達が、最悪の環境の中で喜びを見つけました。

皆さん、心地よい環境の中では、自分が好きなものや人に心を注ぎ、神には注意を傾けないのが普通です。
神の臨在の中にいることの深い喜びを見出すようになるのは、事態が困難な時なのです。これは言い過ぎではありません。
神様からの奇跡やいやしを体験できるのは、病気の時です。神がどのようにして私たちの必要を満たされるかを知ることが出来るのは、貧しい時です。
神の慰めを知ることが出来るのは、悲しみに沈んでいる時です。
神様は、臨在の深い喜びをもたらすために、問題や苦しみ・病・困難を用いているのだと信じてください。
その事を知るときに、問題が来ても喜べるのです。
「神の国」は死んだ後に行く所だけではありません。イエス様がおっしゃったように、「あなたがたのただ中にある」と。

イエス様の十字架の功績の故に、主はあなたの賛美と感謝の中で働いてくださって、すばらしい答えを用意し実行されるのです。
そして私たちはこう言うのです。「この問題は私の問題ではありません。神様のものです。」そしてダビデが歌ったように「私の心はゆるぎません、主よ。」と告白できるのです。

イエス・キリストはあなたを愛しておられます。