「イエスは

我が相続地」

はれるや！

非常に蒸し暑くなりましたね。皆様ご自愛下さい。

さて、ヨシュア記を見ますと、イスラエルとヨシュアは神の導きにより、約束の地カナンに入りました。その地では、１２の部族にそれぞれの割り当ての地が与えられました。

しかしレビ部族だけは、土地が与えられなかったのです。その代わりに、彼らにとって神ご自身が相続地となったのです。

今日、イエス様を信じる私達には、受け継ぐべき財産があります。イエス様ご自身が私達の相続地なのです。アーメン。

皆さん。私達にはイエス様と結びついて安らぐ、ワクワクするような特権が与えられています。イエス様の愛の深さを、永遠に向かってさらに探求していく祝福が与えられているのです。

しかし、宗教は、私達の目をイエス・キリストからそらし、代わりに、行いがどれだけできたか、あるいはできなかったかに目を向けさせます。

十字架による恵みの福音は、宗教の終わりを告げているのです。はれるや！

ですからクリスチャンはクリスチャンらしく？また自分が宗教的であるかどうか、気にする必要はないのです。

私自身、以前とは全く反対です。今はできるだけクリスチャンらしくない生き方をしています、というかそう心がけているのです。つまり、人目を気にして、ついつい偽善的になり勝ちな、しらじらしい生活とおさらばしたのです。

クリスチャンらしい振る舞い・クリスチャンらしい言葉遣い・クリスチャンらしい造り笑顔等、もう正直そのようにするのも、

そのような神の子供達を見るのもウンザリなのです。

ノンクリスチャンにつまずきを与えたくないから？そんなこと気にしすぎていたら、あなた病気になりますよホント！

気にしないで大胆に、相手をイエス様からいただいた愛で、

愛していったらいいんです。

 

一人の牧師が言いました。

「キリスト教から何か宗教を引き出そうとしても、無理な相談である。宗教の中にキリスト教を捜しても、決して見つけることは出来ない。

確かにキリスト教は宗教という形式を用いている。しかし、残念な事にあまりにも多くの人が、宗教と信じて固く疑わないのである。キリスト教と宗教とは同一ではない。

また、教会は宗教というビジネスを行っているのではない。教会は福音（グッドニュース）を宣べ伝える働きをしているのだ。我々が神との間で、何かをやらねばならないということはないのである。なぜなら、イエス・キリストが全てを成し遂げてくださったからだ。」

私自身キリスト教会は否定しません。ただ命の無い宗教的行為の中に、自分の存在意義を持たないで欲しいのです。

私は今日のキリスト教会を批判しているのではなく、教会の中に存在する死んだ宗教を攻撃しているのです。

イエス様の遺言の中で強烈な言葉は「互いに愛し合いなさい」です。

愛する事がクリスチャンのできることです。

山の手に住む裕福な地域に住むリッチな人々であろうと、明日食べる事も不安定で極度に貧しい地域に住む人々であろうと、世界中の人誰もが「愛される」ということを求めているのです。

残念な事に、現代の多くのキリスト教会は、周りの人々に神の愛を分かち合うことに、困難を感じています。

ある牧師が語っています。

「あなたを全く神に愛されている存在として定義してみましょう。

自分に対する神の愛と選びが、あなたの存在価値を決定します。その事実を真摯に受け止め、人生の最重要事項とすべきであります。

自分の存在価値は、自分の所有物でもなければ才能でもない、他人の評価でもなければ近所の評判でもない。両親からの称賛や子供達からの感謝や喝采、人々による評価でもない。

私は今、神の前に裸になって立っています。この神が裸の私にこう言われる『わが子よ。わが愛する者よ。』」

皆さん、自分が神様の愛を持っている事を知らなければ、人々に愛を分かつ事は出来ません。

イエス様がどれほどあなたを愛しているかご存知ですか？

今、神に愛されるためにクリスチャンができることは何もありません。私達の行いが主の愛をもたらしたのではありません。自分に与えられているイエス様の愛と自分の行いは、全く関係がありません。そして主はあなたのことを永遠に愛されます。

人生の中でワクワクすることは、主イエス様が私を通して人々を愛されるということです。

さて、約束の地がイスラエルに割り当てられても、民の旅は終わりではなかったのです。始まったばかりだたのです。

その土地は既に彼らのものになりましたが、敵を追い出しながら前進していったのです。

そのために彼らには神への信仰が必要でした。

私達はこの地上の生活において、イエス様を自分の命の源として、絶えず信頼していくことを学びつづけるのです。

人生の荒野にいた頃は、宗教的儀式で縛られていました。

皆さん、聖書の中でイエス様は２つの儀式を教えられました。

洗礼式と聖餐式です。この２つの儀式はどうなのでしょう。

これらは絶対的なものではありません。たとえ洗礼を受けていなかったとしても、その人のうちに、イエス様への信仰があり、告白があり、信じているならば、確実に罪赦されて神の子供とされています。

多くの教会では、洗礼を受けた者しか聖餐式に参加できなくなっています。

しかし信じる者は皆、聖餐式に与れるはずです。

また、聖餐式はいつ、年に何回すべきなのでしょうか。

勿論、回数が大切なのではありませんね。イエス様は何故、聖餐式をするように教えられたのでしょうか。人間はすぐに忘れるからです。十字架の意義を。

だから、聖餐式をさせる事によって、イエス様の十字架を常に思い起こさせるためだけのものなのです。

化体説（下に記します）など、愚の骨頂です。

【ローマ・カトリック教会が聖餐式のパンとぶどう酒とに関して、化体説を採用していることは周知の事実であるが、この説が公に教会によって決定されたのは第四ラテラン会議（1215年）であった。この説によると、ミサの折りに、司祭がバンを高く上げて「これは、私たちのために裂かれた主イエス・キリストの体です。・・・」と言い、ぶどう酒を高く上げて、「これは、私たちのために流された主イエス・キリストの血潮です。・・・」と言う時に、形式は変わらないけれども、パンとぶどう酒の実質はキリストの体と血潮に変化するのである。】

ですから、極端な話ですが、主の十字架を忘れていなければ、聖餐式はしなくても構わないと思っています。

こんなことを言うと、どっかから「異端だ！！」と攻められそうですね。オオ怖！(-o-;;;)

さて、イエス様を信じている皆様は、ヨルダンを渡って恵みの地にいます。そしてレビ部族の相続地が主なる神ご自身であったように、私達の相続分はイエス・キリストご自身なのです。はれるや！

「神の国とその義を求める」ことは、内住するイエス様を求めるということなのです。　

イエス・キリストはあなたを愛しておられます。