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 メッセージ80


「恵みを理解する」

はれるや!

ずいぶんと涼しくなりましたね。主イエス様が皆様から現れて下さいます様に。

この頃感謝なことに、私自身「恵み」について、イエス様につながる生活について、少しづつ理解できてまいりました。

その恵みをこうして、ネットを通して皆様と分かち合う事が出来、これ以上の喜びはありません。神様にただ感謝感謝なのです。

 

さて、半年ほど前までは、家庭の中でも外でも教会でも、いろいろな規則を決め、ことごとく失敗してまいりました。

なにかをしようと決めた途端、それが私にとって律法となり、〜しなければならない、重荷・足かせとなり、ついには苦しくなって、できない自分に嘆くのでした。

ところが、いまイエス様につながっているという恵みにより、最近では「聖書を読みたい」と、ごく自然に聖書をおいしく読めるのです。

また今までは「日常生活が平穏・無事で何も起こりませんように」と祈っていましたが、いまは違うのです。「何が起こっても変わらない信仰を与えてください」と。はれるや!

さて、イエス様が弟子と船に乗って「向こう岸に渡ろう」と言われた時の事です。途中イエス様は眠られました。

しかしその時海が荒れ、弟子は必死に船を立て直そうとし、大量に入ってくる水をかぎだしていました。そして彼らの漁師としての常識ではもうだめだと観念した時、眠っているイエス様を起こしたのです。

そして「主よ。私達がおぼれて死にそうでも、何とも思われないのですか」と叫んだのです。
同じように私達も「主よ。私はこんな目にあっているのに、何で助けてくれない のですか」と、まるで神様の責任のように訴える時がございます。


さて、イエス様は起きあがられ、風をしかりつけ「黙れ、静まれ」と、風と弟子達、 そして私達の信仰に対して、叫ばれたのです。
イエス様も本当におもしろいお方です。船が荒波にもまれ、ひどい揺れでとおの昔に気 づいておられたはずです。そして「いつになったら、彼らは私に助けを求めるのか」と 待っておられたのです。


皆さん、イエス様が船の中におられても、嵐が起きたことを覚えてください。人生に嵐 はつきものです。いや必ずやってきます。その時にイエス様が眠ってしまうほどの信仰 って何ですか。それはイエス様を無視した信仰生活を指しているのです。(自己充足的信仰・律法主義)

私自身のことですが、妻と結婚するまでお見合 いを5回しました。私以外の副牧師や伝道師たちは、殆ど結婚しておりましたので、心 の中は非常に焦っておりました。しかし神様は私の人生に最高のプレゼントとして、妻 との出会いをセッティングしてくださいました。正直本当に夢のようでした。自称「面 食い」でしたので、(自分のことは棚に上げて)ルックスも性格も理想通りでした。

しかし長い間、妻に対しては生真面目な自分を演出しておりました。でも最近の事です。「恵み」について理解し始めてから、本当の意味で、妻と子供を愛することはどういう事なのか、わかってきたのです。

いい意味での本音とは何なのか?それは義務ではない、強制でもない、単純に好きだから一緒にいると嬉しいから愛せます。そして自分を演出するのではなく、裏表のない本当の自分を妻に知ってもらうようになったのです。心には大きな解放がありました。はれるや!

皆様は神がどのようなお方だと思われますか。(ゼパニア3:17)「あなたの神、主は、あなたのただ中におられる。救いの勇士だ。主は喜びをもってあなたのことを楽しみ、その愛によって安らぎを与える。主は高らかに歌ってあなたのことを喜ばれる。」

皆さん、この聖書の個所はスゴイです。神様が私達の事について興奮するほど喜びに包まれていると言うのです。神様が私達の事をご覧になる時、その感情を抑える事ができず、喜び叫ばれると言うのです。私達は神から生まれた神の子供であり、神の作品なのです。

また聖書の至る所に、神様が花婿・私達が花嫁として象徴されています。

結婚式の司式のお仕事をして十年が過ぎました。どのカップルも嬉しそうですね。もうとびきりの笑顔の人もいますし、感極まって泣き出し涙でボロボロの人もいます。

結婚式での花婿の花嫁に対する気持ちと同じだと神は言われるのです。花婿が花嫁を求めるように、愛するように、私達を愛してくださっているのです。そして同時に私達を喜びそのものとされるのです。

インターネットにより、様々な教会の説教を見させてもらいます。ため息が出るのは、律法主義的メッセージがあまりにも多いことです。

「献金すれば祝福されます」・「什一は基本です」・「神のものを盗んではなりません」・「たてられた主の器には絶対に服従です」・「与えられた時間の十分の一は神様のものですから、1日2時間は祈るべきです」・「神様を喜ばせるために伝道しましょう」・「断食の祈りには特別な効果があります」・「日曜日は聖なる日ですから絶対に守りましょう」等等。

 

そして教会の写真を掲載しておりますが、なんかわざとらしい?作り笑顔の?しらこい?(私の心がひねくれているから、そう見えるのかもしれません)写真ばかりなのです。

なんか彼らがかわいそうに見えるのです。

「牧師達よ。どこまで信徒達を苦しめたら気がすむのか?」

皆さん、神はあなたのことを怒ってはおられませんよ。あなたはもう裁かれる事はないのですから。罰もお与えになるはずがありません。すべてはイエス様の十字架が完了させたのですから。

今あなたの天の父は、あなたのことをどのように見ておられますか? 微笑み喜んで見ておられるのです。信じてください。

信じるあなたの内にキリストが住んでおられます。そして毎日生きる力を与え、自分の人生がイエス様そのものとなるのです。イエス様の命が溢れてしかたがないほどに。

この事は可能です。

最後に、現実は思い通りにはならないことが多いです。自分は神のみこころを歩んでいるのかどうか、わからないことがしばしばです。

旧約聖書の信仰者を見ましたら、

ダニエルは信仰によって行動した結果、ライオンの穴の中に投げ入れられました。しかし救出されたのです。

パウロはなんとかしてローマで伝道したいと願った結果、囚人として捕らえられ、遭難し毒蛇にかまれたりと散々な目に会いました。しかし念願のローマに到着し、福音がローマ全体に広がっていったのです。

ヨハネは忠実にみこころに従って伝道した結果、島流しの刑にあいました。しかし、そこでヨハネの黙示録を記す事が出来たのです。

今日私達も、失敗したように見える事がありますが、実はシッカリと神のみこころの真中を歩んでいるのです。信じてください。信仰による大逆転があるのです。

 


イエス・キリストはあなたを愛しておられます。

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